検査方法

近年、「睡眠時無呼吸症候群」という言葉を良く耳にするようになってきました。
この病気は、睡眠時に大きないびきと共に、長時間呼吸が止まる症状全般のことを言います。
この「睡眠時無呼吸症候群」は、生活習慣病と大きく関係があるとされています。
この症状を患っている患者さんの多くが、「肥満」や「高脂血症」等の生活習慣病を併発している場合が非常に多いのです。
「睡眠時無呼吸症候群」は、なかなか自覚できない病気のひとつです。
いびきや無呼吸状態等は自分では気づかないケースが多く、家族からの指摘によって初めて病院へ受診という患者さんが多いのです。
自分自身がこの症状かどうかを調べるには、「大きないびきをかいているか」、「目覚めた時に頭痛がある」、「注意力が散漫」、「日中強い睡魔に教われる」等の症状があるかどうかです。
もし当てはまるようであれば医師の診察を受け、さっそく治療に取りかかる必要があります。
正しく病気を理解し、適切な治療を受ければ症状を改善することができるのです。

「睡眠時無呼吸症候群」の治療には、様々な方法が用いられています。最も効果が期待でき、どの患者さんにも有効な治療法として、「シーハップ療法」があります。
この療法では、睡眠時に酸素マスクの様な形状のものを口につけ、空気を気道に送ります。この気流が閉塞しようとする気道を拡大し、いびきや無呼吸を防ぐ役目を果たします。
多くの患者さんで効果が見られ、質の良い睡眠を得ることができるようになります。「睡眠時無呼吸症候群」の治療方法は、はあくまで対処療法です。
そのため、根本原因が解消された訳ではありません。シーハップ療法と共に、自らも生活習慣の改善に努める必要があります。
飲酒や喫煙を控え、減量を行なうことが必要となります。この取り組みは長期間に渡るため、本人の根気と周囲の理解が必要です。
「睡眠時無呼吸症候群」は、知らない間に重篤な症状を引き起こす可能性があります。そうならないためにも、早期に医師の診断を受け、必要な治療を受けることが大切なのです。